福岡で会社(法人)の変更登記などの登記を代行する司法書士事務所

会社(法人)の各種変更登記について

一般社団法人のメリット、デメリット

公益認定を受けない一般社団法人は下記3種類に場合分けできます。

(1) 非営利性が徹底された法人(非営利型法人)
(2) 共益的活動を目的とする法人(非営利型法人)
(3) (1)と(2)以外

(1)と(2)については、一定の税制優遇措置を受けられる反面、法人運営に一定の制約が加わります。
(3)については、法人運営が自由な反面、税制優遇措置を受けることができません。

同じ非営利を目的としています公益社団法人に比べて、法人運営に制約(行政庁による許認可や監督がない等)が少ないにもかかわらず、同等の税制優遇措置を受けることが可能なので、かなり有利と言えます。(但し非営利目的の部分のみが非課税対象です)
分かりやすいよう、同様にメリット、デメリットを記載しました。

一般社団法人のメリット
1. 法人運営が自由
2. 非営利を目的とした場合、申告により一定の税制優遇措置が受けられます
3. 非営利を主目的とした場合、NPO法人に比べて、制約が少ない
4. 株式会社に比べて、維持コストが安い

一般社団法人のデメリット
1. 公益社団法人と比較し、税制優遇措置がすくない
2. 公益社団法人と比較し寄附金控除の優遇措置がすくない
3. 社会的信用力が公益社団法人に比べて劣っている

一般社団法人から公益認定を受けることで公益社団法人の変更することは可能です。
組織の複雑さや管理、監督が大変なため、まずは一般社団法人を検討されてもいいかもしれません。

一般社団法人設立登記にかかる費用につきましてはコチラをご覧ください

【一般社団法人設立登記の最新記事】
posted by 山本健治司法書士事務所 at 2016年09月12日 | 一般社団法人設立登記